まちづくりは話し合いの連続だ。

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迷走する会合を交通整理し、参加者の力を引き出しながら前に進めていく役割を「ファシリテーター」といいます。

ファシリテーター道場中級編

まちづくりのワークショップだけでなく、会社の会議でも、身に付けておきたい

ファシリテーターの哲学とスキルを理論と実践を通じて学ぶ全10回の連続講座です!

講師は、御祓川大学学長の森山奈美が務めます。


第2回「会議の困りごと/ホワイトボードミーティング」


6月6日に行われた第2回「会議の困りごと/ホワイトボートミーティング」の様子をお伝えします

前回に引き続き受講いただいた皆さんに加え、新たなメンバーも加わりました。

ほとんどのメンバーが二度目の顔合わせということもあり、和やかな雰囲気で講座がスタート。

今回もまずは、アイスブレイクから。

新たなメンバーがいたこともあり復習もかねて、「自己紹介リレー」というアイスブレイクを行いました。

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円になって、次々に自己紹介をつなげて説明していきます。

隣の人の自己紹介と自分の自己紹介をつなげて回していく。

最後の人は、全員分の自己紹介をするというちょっと難易度の高いアイスブレイクのプログラムです。

しかし、さすが!受講者の皆さん優秀です。無事全員分回ることができました!

しっかり緊張もほぐれたところで講義に入ります。 

 


会議の困りごと


【実習1】

受講者の皆さんが、実際の会議の場で困ったこと・困っていることは何でしょう?

まずは、2人組になって意見を出して行きます。

皆さん2回目ということもあってかよく意見が出ていて盛り上がっていました。

実はコレもファシリテーターのテクニックなんです。

いきなり、全体で話し合いましょう。といっても意見が出ない...なんて経験がある方多いのではないでしょうか?

そんな時に使えるのが、この2人組で話すというテクニックです。

1対1だと話をするのは自分自身と相手の2人。どちらかが話し出すしかない状況を生み出すことで話がよく進みます。

すぐに使えそうなテクニックを実践の中から、学ぶことができました。

【講義1 会議に参加してもらうために】

ファシリテーターのスキルを学んできたが、

いざ、「ワークショップをしましょう」とか「付箋紙を使ってください」とかという話をすると

聞いたことも体験したことのないその行為自体に拒否反応が出てしまい上手く参加してもらえない...

といったことがおきたりします。

特に集落の話し合いや地域の会議などでは、

資料があって議長がいてというスタイルに慣れている方も多いため、出てきそうな課題ですよね。

 

そんな時、一番入りやすいものとして「公開議事録をとる」という手法があります。

さて、公開議事録ってどうやってやるのでしょう?

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答えはこれ「ホワイトボードミーティング」です。

ホワイトボードを使ってみんなの意見を見える化していくことができ、複雑な道具や説明は必要ないので参加しやすいです!

 

【実習2】

ホワイトボードを使う理由が分かったところで早速実践です!

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冒頭2人組で話し合った「会議の困りごと」を受講者がファシリテートして全員で出していきます。

そして、出てきた困りごとの解決策をみんなで話し合うというものです。

ホワイトボードの使い方などの講義はせず、いきなり実践!

少々緊張感もありましたが、先ほど2人で話し合ったテーマですのでどんどん意見が出ていきます。

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解決策もどんどん出てきて、かなりスペースが埋まってきました。

いやー、それにしても

何も教えてないのにホワイトボードの使い方が上手!!色分けや関連の表現などうまくまとめてくれました。

ここまでやったところで、話し合いの進め方やホワイトボードの使い方について講師からフィードバックをもらい再び講義に移ります。

 


ファシリテーターとは?


 

 そもそもファシリテーターとは何なのか。必要な知識やスキルは何なのか。講義形式での学びました。

受講者の皆さんも集中して聞いていますね!

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【ファシリテーターとは?】

ファシリテーターを辞書で調べてみると

「物事を容易にする、楽にする、手助けする人」という意味だそうです。

では、一緒だと思いがちな「ファシリテーターと議長の違い」とは?

  ・議長:議決をする人。賛成・反対の数で判断する。

  ・ファシリテーター:みんなの意見を整理して、まとめる人    という違いがあります。

 

【ファシリテーターが覚えるべき3つの術】

 ①うなずきの術

 参加者の意見にうなずくことで柔らかな雰囲気を作り意見を引き出す術です。

  ・OpenクエスチョンとClauseクエスチョンの使い分け

   「○○についてどう考えますか?」といった話題を広げていく質問をOpenクエスチョン

   「○○に賛成ですか?反対ですか?」といった話題を締める質問をClauseクエスチョンといいます。

   この2つを臨機応変におりまぜてつないでいくことが重要です。

  ・大切なのは「口」より「耳」!

   みんなの声や意見を集めて、力を引き出すことが大切です。

 

 ②翻訳の術

  参加者の意見の本質を明らかにする術です。

  発言者が本当に言いたいことは何なのか、参加者全員に理解できるようにまとめていく能力が必要となります。

  また、行政用語など専門用語を翻訳し、わかりやすい言葉で全体に伝えていく役割もあります。

 

 ③まとめの術

  次に進める方針を出すために出てきた意見をまとめる術です。

  全体図をまとめ、意見を分類して行きます。このまとめがかなり重要で、

  決まったことを誰が実行していくのかなどを決めるには、これが必須となります。

以上の内容を座学として学ぶことができました!


振り返りと実践


座学で学んだことを頭に入れながら、再び議論を開始します。

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出てきた困りごとや解決策をまとめていきます。

実はこの"まとめ"が結構難しいんです!

たくさん出てきた意見をどうやって分類し、まとめていくのか。

受講者の皆さんも苦戦しながらも挑戦していました。

 

講師によるとこんな時は、

どういう「軸」でまとめるかを決めることですっきりとまとめることができるそうです。

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そうこうして出来上がったホワイトボードがこちら!

色やマークを使ってわかりやすく、まとまりました~!

ファシリテーターの術や、ホワイトボードの使い方などを学べ、充実した内容でした。

実践を交えながら理論を学べる。本講座の特徴が色濃く出た講座となりました。

以上、ファシリテーター道場中級編の第2回 講座レポートでした!

次回の講座は、6月20日(月)は、「対話から始めるファシリテーション」について学びます!

ワールドカフェの手法を取り入れるとき、何よりも大事な「質問づくり」を通して対話の大切さを実感しましょう。

第3回からの受講も募集しております!

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