まちづくりは話し合いの連続だ。

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迷走する会合を交通整理し、参加者の力を引き出しながら前に進めていく役割を「ファシリテーター」といいます。

ファシリテーター道場中級編は

まちづくりのワークショップだけでなく、会社の会議でも、身に付けておきたい

ファシリテーターの哲学とスキルを理論と実践を通じて学ぶ全10回の連続講座です!

講師は、御祓川大学学長の森山奈美が務めます。


第3回「対話から始めるファシリテーション


6月20日に行われた第3回「対話から始めるファシリテーション」の様子をお伝えします

今回は、3回目の顔合わせということもあって、かなりアットホームな雰囲気でスタート。

 

緊張はなさそうですが、今回もまずはアイスブレイクから!

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ここ2週間のうれしかったビックニュースを発表します。

受講生の皆さん、それぞれ異なるフィールドで活動されている方ばかりなので、いろんな話題が出てきて面白いですね。

アイスブレイクも慣れたもので、道場の結束も高まっているのではないでしょうか?

 

 


本日のテーマ 「ワールドカフェを実践してみよう」


〇ワールドカフェとは?

 会議の場って重い雰囲気の中で進んで、形式的なものが多くなりがち。

 会議の場では意見が出なったのに終わった後や休憩の合間に

 お茶を飲みながら話をするとすごく意見が出てきて盛り上がった。

 といった経験のある方多いのではないでしょうか?

 そんな体験をもとに考えられた手法が「ワールドカフェ」です。

 会議室で日々繰り返される機能的な会議ではなく、カフェのようなオープンな雰囲気で対話をするというものです。

 

 ・ワールドカフェの特徴

  ミツバチによる「他花受粉」の仕組みでアイデアが出てくる!

  ミツバチが花と花を行き来することで、花は異なる遺伝子と出会い受粉します。

  その仕組みのように、あるテーマについて複数人グループでの話し合いグループ替えをして話し合っていくと

  異なる視点でのアイデアが混ざり合い、創造性に富んだアイデアが出やすい手法となっているんです。

 ・ワールドカフェの進め方

 およそ3つの手順に沿って、他花受粉を発生させます。

  ラウンド1:テーマの探求をする(4人で座る)

  ラウンド2:アイデアを他花受粉する(1人だけ残りばらばらに)

  ラウンド3:持ち帰ってアイデアを統合する

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そもそも対話って?


 

対話が大切だと言われても、そもそも「対話」とは何なのでしょうか?

会議や討論、対話や会話の違いについて勉強しました。

・会話:おしゃべり

・対話:価値観の違う人同士で方向性を出していく、違いを明らかにする

・会議:決めることを明らかにする

・討論:相手を言い負かす

 

単に話し合いといってもたくさんの種類があり、それぞれ意味合いが異なることがわかりました!

では、対話をするために必要なファシリテーターの役割とは?

答えは、「効果的な問いをすること」です。

問いを自在に操ることで、会議の参加者の考えやアイデアを引き出すことができます。

 

対話の仕組みが分かったところで

ファシリテーターとして覚えておいたほうが良い知識として "コミュニティ・オーガナイジング" について学びました。

コミュニティ・オーガナイジングとは、普通の市民やコミュニティが持っている力を集結して社会の仕組みを変えていくことをいいます。

市民主導で政府、企業などさまざまな関係者を巻き込みながら、自分たちのコミュニティを根本からよくすることを目指すというもの。

受講生には、まちづくりの現場で活動されている方がいることもあり、みなさん真剣な表情でメモを取っています!

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〇「コミュニティ・オーガナイズで最初にやっておくべき3つの手法」

人が行動を起こす時には必ずストーリーが生まれます。そのストーリーを3つに分けて使い分けると効果的な問いができます。

・story of self(ストーリーオブセルフ)

 自身のストーリーを語って聞き手の共感を呼ぶこと

・story of us(ストーリーオブアス)

 聞き手と自分が共有する価値観や経験といった私たちのストーリーを語り、コミュニティの一体感を創り出すこと

・story of now(ストーリーオブナウ)

 いま行動を起こすことについてのストーリーを語ることで、共に行動する仲間を増やすこと

 

このような技法を用いて効果的な問いを作ることで、対話が活性化されるそうです。

 

 


ワールドカフェの実践


座学で学んだことを頭に入れながら、早速実践!

集まった受講生のメンバーで対話をしました。

対話のテーマは「私たちがファシリテーターの学びを深めることでつくりたい未来はどんなものだろう?」

考えたこともなかった問いに受講生は悩みながらも、思考を深めています。

講師からの効果的な問いによって、思考がスタートした瞬間でした。

 

対話の進め方として、模造紙をみんなで囲んで真ん中にテーマを書きます。

それから各自、気づきを書きながら対話を進めていきました。

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最初はなかなか意見が出てこなかったですが、話が進むごとに盛り上がってきました。

異なる視点からの実体験を踏まえた意見がたくさん出てきて最後は時間が足らなくなるくらいの勢いでした。

そうして出来上がった模造紙がこちら!

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対話が盛り上がったことがよくわかりますね。

 

対話について学びを深めながら

実践をすることで、対話の面白さを時間することができました。

対話の中で違いを認め合い新たな気づきが生まれたり、とても面白い回となりました!

以上、ファシリテーター道場中級編の第3回 講座レポートでした!

次回の講座は、7月4日(月)は、「ファシリテーション・グラフィック」について学びます。

模造紙の貼り方から、プロッキーの持ち方まで、基礎から学んでいきましょう。

第4回からの受講も募集しております!

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