まちづくりは話し合いの連続だ。

こんなまちをつくりたい!言うのは簡単だけど、実現するのは大変。

まちづくりは、一人でやるものではなく、人々が話し合って決めていくことの積み重ねです。

ところが、会合に人が集まらない、一部の人にばかり仕事が集中してしまう、決まったことが実行されない・・・

どなど、まちづくりの現場は悩みに満ちています。

  

そんな迷走する会合を交通整理し、参加者の力を引き出しながら前に進めていく役割を「ファシリテーター」といいます。

ファシリテーター道場中級編

まちづくりのワークショップだけでなく、会社の会議でも、身に付けておきたい

ファシリテーターの哲学とスキルを理論と実践を通じて学ぶ全10回の連続講座です!

講師は、御祓川大学学長の森山奈美が務めます。


第4回「ファシリテーション・グラフィック」


7月4日に行われた第4回「ファシリテーション・グラフィック」の様子をお伝えしたいと思います

 

すっかり顔なじみのメンバーで始まりました第4回ですが

そもそもファシリテーション・グラフィックってなに?と思う方も多いのではないでしょうか。

ファシリテーション・グラフィックとは、会議の記録を模造紙などに書き見える化する技術のことです。

ファシリグラフィック

見たことあるかもと思った方、そうです。ワークショップなどでよく見かけるこれ↑です。

今回そんなファシリテーション・グラフィックをファシリテーター道場では、基礎からみっちり練習します!

 


○基礎編「模造紙の貼り方・プロッキーの持ち方」


*模造紙の貼り方

・テープ選び

 何で貼るのかも意外と大事!

 一般的にはよくセロテープが使われます。

 その他にはガムテープ(布、クラフト)、白色のガムテープ、それから養生テープなんかもありますね。

 御祓川大学では、最近はがしやすく粘着力も強い養生テープがよく使われます。今回は、養生テープで貼っていきましょう!

・テープの切り方・貼り方

テープは大体正方形に切って、こんな形で模造紙の上部に貼り付けます。

 IMG_0105.JPG

このとき下部は貼らないのがポイントだそうです!あとで、とってはがしたりしやすいからだそう。

さらに模造紙の向きや重ね貼りの仕方まで丁寧に教わります。

こんな丁寧な準備をしておくと会議の時はスムーズに対応ができるわけです。

 

*プロッキーの持ち方

ファシリ④-2

ワークショップでよく使うプロッキー。模造紙への記入でプロッキーの色を使い分ける際に便利なテクニックを教わりました。

・色の使い分け

実際会議でよく使う色は、緑や青が多く本文に使われます。

次によく使われるのは、紫と茶色。最後議題が決まった後、記入するのが赤といった具合に使い分けが行われることが多いです。

・手のパレット

8色の色をうまく、素早く使い分けるためのスキルです。

会議の場では、ペンを持ち帰る時間はほとんどないため、手にパレットのようにプロッキーを持つと素早く対応できます。

とりあえずやってみようということで、早速チャレンジしてみました。

ファシリ④-3

結構難しく皆さん苦戦しながらも挑戦していました!

なんだかこんな持ち方ができると、「お、こいつ技、持ってんな!」みたいになりそうなんて声も...笑

 

*線の引き方

続いては線の引き方を教わりました。これは実践あるのみということで講師に習いながら実際に書いて覚えます。

ファシリ④-4のサムネイル画像

まずは、プロッキー1本で3種類の線を書きました。プロッキーの向きを変えながら太い線・中くらいの線・細い線が書けます。

次は、文字の書き方。漢字の「永」という字を書きペンの太さをうまく使いながら書く練習。

そして最後は、いろんなマークを練習。

普段改まって練習することはないですが、見やすく書くためには必要な練習ですよね。

その後いろんなマークの書き方を学び基礎編は終了

これが正解でこうしなきゃなんてことはないです。

しかし、覚えておくと使える便利な術ですね!

 


実践編:ファシリテーター劇場


 

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基礎編が終わったところで実践編

今回はファシリテーター劇場ということで、架空の会議を受講者の皆さんで台本を持って演技してもらいます。

その会議を代表者が記録者として、模造紙をデザインしていきます。

会議のテーマは「新設公園の住民説明会」

設定は、住民が使うための公園を新設するにあたり、行政担当者が住民へ計画を説明し意見を求めるというもの。

なんだかリアリティのある内容ですよね。

会議自体の進め方にも疑問が残る場面がありますがそこも含めて記録していきます。

 

演技が終わったら記録者やその他の人で気づきや学びを共有し、講師からのフィードバックを受けました。

実際やってみるとやっぱり時間が足りない。

色を使い分けたりチェックを入れるのが難しいという意見が多くありました。

 

 

*実践その2

続いて、「住民説明会の在り方」というテーマで先ほどの架空会議の改善を話し合いました。

記録者と模造紙をそれぞれ交代し、また記録を体験してもらいました。

受講者のみなさんで話し合い改善点や改善案を出していきます。

議論が進んでいくと、そもそも参加型でいい公園はできるのか?といった話にもなり議論が白熱。/p>

ファシリテーターの必要性や会議の在り方なども考えさせられる内容でした。

思わぬところで盛り上がり、記録は難しかったでしょう。

しかし記録者の方、うまくまとめてくれました!

ファシリ④-6

そして再び参加者・講師からフィードバックを受けました。

だいぶマークや絵を使って、見やすくなりましたがまだまだ完全の余地はあるようです。

ファシリテーショングラフィックって奥が深い!

 

 


最終チャレンジ


ここまでの実践やフィードバックを踏まえて、もう一度さっきと同じ議論を記録していきます。

再び、記録者を交代して再開!

同じ議論ですが、今回はちょっと話を講師がファシリテートしながら、記録者がまとめていきました。

ファシリ④-

さすがに3回目ということですっきりまとまっています。

記録者によって個性・違いが出て面白いですね!実際やってみると難しさを実感します。

最後は、赤ペン先生(講師)が手直し!

ファシリ④-

さすが先生!手直し前よりもさらに見やすくなりました!!

やっぱり才能かな?なんて思うかもしれませんが、必要なのは場数です!

実践を踏まえた理論は学んだので、あとは実践を繰り返すだけです。とにかくやってみましょう!

 

今回は、道場らしくたくさんの方に稽古を受けてもらいましたが、みなさんまだまだ伸びしろだらけです。

講座も次で5回目と折り返しに差しかかっています。今後もみなさんの成長が楽しみです!

 

以上、ファシリテーター道場中級編の第4回 講座レポートでした!

 

次回の講座は、7月25日(月)に「カードを使った情報整理1」を学びます。

よく知られているKJ法も使い方を間違えてしまうと成果が出ません。

どんな投げかけで、どうやってくくりの言葉をつくり、議論を図化していけるか。

これも場数を踏むしかありませんね!

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