市民による「まちづくり」の哲学 ~地域で活躍する市民はどんな「哲学」「理念」を持っているのか~ vol.2

【あらゆるまちづくりは「想い」から始まる。】

前回好評だった『市民による「まちづくり」の哲学』シリーズの第二弾の開催が決定。

まちのために、まちの人のために活動する人たちがあらゆる地域には存在する。
その人たちの活動に共通すること、それは「想い」から始まるということ。

「何」をするのか、それ以上に大切なのは「なぜ」するのか、である。
きっとそれは私たちの活動を見つめ直す、そんな機会となるだろう。

どういった経緯で今の活動にたどりついたのか、
まちづくりの在り方、このまちがこうなってほしい、このまちの未来は。
そんな様々な側面でゲストの活動を深掘りしていく。

【講師】
第1回:4月14日(金)| 松本裕也(一般社団法人フィッシャーマン・ジャパン)
第2回:5月12日(金)| 太田殖之(株式会社おやゆびカンパニー代表)
第3回:6月9日(金) | 林俊伍(株式会社ゲンダイシュウラク代表)
第4回:7月7日(金) | 菅野静(湯治ぐらし代表)
第5回:8月11日(金)| 倉部光世(菊川市議会議員)
第6回:9月8日(金) | 武藤一樹(株式会社神子の里代表)

【講師紹介】
第1回:松本裕也(一般社団法人フィッシャーマン・ジャパン)
福岡県出身。高校時代に始めたヒッチハイクで日本全国を旅した後、大学を休学し各国のNGOでボランティアをしながら世界一周を行う。帰国後は福岡の山村部で活動するNPOに長期インターンとして携わり、卒業後ヤフー株式会社に入社し、3年間広告の営業として従事しつつ、プロボノとしてNPOや地域づくりを行う団体のサポートを行う。その後、NPOでの経験を活かし社会貢献系サービスであるYahoo!ボランティアやYahoo!ネット募金の企画を担当する。2014年からは石巻で復興支援を行う部署への異動に伴い、家族とともに石巻に転勤し、日本の水産業を「カッコよくて、稼げて、革新的」な新3K産業に変えるべく、ヤフーと東北の若手漁師とで立ち上げた「フィッシャーマン・ジャパン」の事務局として活動。地元水産加工業者を中心に20社100名超の実践型インターンプログラムのコーディネートや、お金ではなく地域自慢の魚で報酬を支払う副業・兼業サービス「GYOSOMON」をプロデュース。若手経営者とともに、水産業をアップデートすべく奔走中。

第2回: 太田殖之(株式会社おやゆびカンパニー代表)
東京都出身。デザイナー、まちづくりのプランナーとして活動。紙媒体やWEBのデザインからシャッター街再生、社会的企業の創業支援、地方の様々な活性化プロジェクトの企画・運営など活動範囲は多岐に渡る。2014年、石川県七尾市へ移住。(一社)能登定住・交流機構の事務局長、七尾市の移住コンシェルジュなど移住促進に力を入れる。6年間で能登地域へ移住した人数は400名を超える。2017年、移住仲間と「株式会社おやゆびカンパニー」設立。空き古民家を活用したゲストハウス&カフェ事業の他、地域おこし協力隊のサポート、地域の活性化プロジェクトの企画・運営、企業の新規事業開発、商品開発に携わる。その他にも石川県地域づくり協会コーディネーター、能登DMC合同会社設立 業務執行社員、一般社団法人きたまえJAPAN 理事、地域マネジメント株式会社 取締役など。

第3回:林俊伍(株式会社ゲンダイシュウラク代表)
1986年生まれ。石川県金沢市出身。金沢大学卒業まで金沢で過ごし、2009年豊田通商入社。私立高校教員を経て、2016年4月「地域の為になることをしたい」と金沢市に帰郷。帰郷を機に夫婦で株式会社こみんぐるを創業。「100年後も家族で暮らしたい地域を作る」をビジョンに様々な事業を展開。金沢市内で25棟の貸切宿『旅音/TABI-NE』。面白い地域を作るには面白い仕事からつくる、企業研修『Workit』。100年後の豊かな営みを考える安全で快適なエネルギーから自給自足する『現代集落』等。また5歳から柔道を初め、現在は金沢大学柔道部の監督をしている。

第4回:菅野静(湯治ぐらし代表)
大阪府出身。東京・大阪・上海で広告業界15年、地方創生コンサル3年を経て、がむしゃらに働いた後の栄養ドリンクのように温泉にハマる。海外経験や地方出張から、日本古来の養生法だった湯治に出会い、2019年別府鉄輪温泉に移住・独立。
日本古来の養生法である湯治を現代にフィットする形で、個人や企業向けの様々な事業やプログラムを実施している。住まいやSOHOとして活用頂ける「湯治ぐらし」を4軒経営、鉄輪にヒト・モノ・コトを掛け算するPOPUPSHOP「スクランブルベップ」創設、湯治ワーケーション「七日一巡り」、温泉カウンセリング「みんなの保健室」、腸活プログラム「みんなの炊事場」等のほか、湯治×〇〇の掛け算による湯治産業開発にも注力し、新拠点「湯治ぐらしフラッグシップ」の創設に向けて奔走している。

第5回:倉部光世(菊川市議会議員)
静岡県菊川市生まれ。セツ・モードセミナー卒業、20年余地元を離れ東京、福岡で不動産業等に従事。23年前出産を機に地元に戻る。子育てをする中自分の体験からママ支援をするために子育てサポーターぽれぽれを立ち上げる。ママ達の活躍の場、まめまめマーケットの開催、mama’s ShareShopSoramameを運営、まめマガジンの発行、菊川おんぱくの開催など「ちょうどいいまち菊川」で楽しく子育てできる環境づくりを行う。知らないところで決まっていることが多すぎるという思いから10年前市議会議員となる。「みんなとまちと世代をつなぐ」をチャッチフレーズに子ども達が愛着・誇りをもてるようなまちづくりをみなさんと一緒に進めている。子育てサポーターぽれぽれ・一般社団法人シナリオ/一般社団法人オンパク理事/菊川市議会議員など。

第6回:武藤 一樹(株式会社神子の里代表)
1976年岐阜県岐阜市出身/1998年金沢美術工芸大学卒/タワーレコード(株)入社/2002年キャラバンサライ(株)入社/2007年石川県羽咋市菅池町に家族5人で移住【神音-kanonkaffee-】開業、同年【(株)神子の里】を神子原地区の住民と共同出資で開業/2019年(株)神子の里代表取締役就任@jr野菜ソムリエ@SCAJコーヒーマイスター@いしかわ移住応援特使。「やおよろずの神の声(音)を聴く場所」として念願の自家焙煎珈琲店(農家カフェ)【神音】を開業し15年、幼少期に過ごした岐阜の山での原体験と子育てへの哲学をベースに、コミュニティの崩壊、デジタル化、食や地域風土・文化の消滅に対抗し、経済的に循環成長を目指す「新しい資本主義」を実践・実装すべく日々奮闘しております。

【ファシリテーター】
森山奈美(御祓川大学学長)
石川県七尾市生まれ。御祓川大学学長。横浜国立大学工学部建設学科建築学コース卒業。都市計画専攻。平成7年 (株)計画情報研究所入社。都市計画コンサルタントとして、地域振興計画、道路計画等を担当。民間まちづくり会社(株)御祓川(みそぎがわ)の設立に携わり、平成11年より同社チーフマネージャーを兼務。平成19年より現職。その取り組みが日本水大賞国土交通大臣賞、ふるさとづくり大賞総務大臣表彰などを受賞。経済産業省「ソーシャルビジネス55選」に選出された。

【御祓川大学とは】
小さな世界都市という未来を育てることを目指し、市民が豊かに学ぶための市民大学です。
大学のない能登でも、市民が自由に学べる場を作るために御祓川大学は設立されました。
地域、まちづくりに関わるきっかけ、または深く学ぶきっかけとして、地域をもっと面白くしようとする市民たちとつながりワクワクする新しい知識や価値観に講義・対話を通じて出会う場所です。

なお、こちらの講座はゼミ生になると、無料で受けることができます。

ゼミ生とは

御祓川大学で、もっと深く学ぶためのサブスクリプションの会員です。

・月2・3回開講される講座が受け放題
・過去の講座のアーカイブが見放題
・毎週行われる読書会アクティブ・ブック・ダイアログ(ABD)への参加
・ゼミ生限定コミュニティへの参加
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春学期開講予定の講座一覧はこちらからご覧いただけます。

今だけ!初月無料で参加できます。

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