一本杉を学ぶ。in 七尾・一本杉通り

七尾・一本杉通り。
600年以上の歴史を持つ、七尾市の市街地にある商店街。
七尾駅を降りて徒歩五分、御祓川という川を横目に路地に入っていくとそこが一本杉通りと呼ばれる通りです。
日本一の巨大さを誇りギネスにも登録された「でか山」、ただ見るだけではなく、主人や女将さんによる「語り部処」、花嫁が嫁ぎ先の仏間の入り口に掛けておくものとして知られる「花嫁のれん」。

あらゆる歴史が混在するここ、一本杉通りは、商店街としての歴史だけではなく、個々のお店にも根強い歴史が残っています。

今回の講座はそんな一本杉通りの「店」と「人」に着目した講座です。
実際にお店に訪れ、主人や女将さんのお話を聞き、対話する。そして体験してみる。
お店の隅から隅までを知り尽くせる、そんな講座となっています。

【開催店舗】
第一回:4月23日(日)15:00~17:00/昆布海産物處 しら井
第二回:5月21日(日)15:00~16:30/戸田眼鏡・時計店
第三回:6月11日(日)10:00~12:00/漆陶舗 あらき

【タイムスケジュール】
15:00(あらきさんの回のみ10:00)/御祓川大学メインキャンパス「banco」に集合
15:05(10:05)/一本杉通りについて説明
15:30(10:30)/お店へ移動。体験、語り

【店舗詳細】
第一回:昆布海産物處 しら井
創業90余年。江戸時代、北前船の寄港地として栄えた時に流通していた歴史を引き継ぎ、北海道の昆布を中心に扱っている。2階には海の森ギャラリーと題したギャラリーも常時開催しており、海の問題に積極的に訴えかける活動もしている。今回お話しいただくのは女将である白井洋子さんです。
体験内容:海藻万華鏡づくり
参加費:¥3,000

第二回:戸田眼鏡・時計店
1891年創業。一本杉通りを入る前の御祓川沿いに立つお店。鯖江眼鏡の販売と、時計の販売修理を中心に行っている。個店ならではの、個人に寄り添った商品販売を実施している。今回お話しいただくのは4代目店主の戸田和伸さんです。
※体験はありません
参加費:¥1,000

第三回:漆陶舗 あらき
嘉永年間創業。輪島塗、九谷焼、山中塗などの石川の伝統工芸品を扱うお店。今一度日本の器というものの在り方について考え直す機会となる。今回お話しいただくのは女将である新城礼子さんです。
体験内容:輪島塗の沈金体験
参加費:¥3,000

【ファシリテーター】
森山奈美(御祓川大学学長)
伊東鈴乃(御祓川大学インターン生)

     
     

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