ハウス食品(株)の社員が、計4か月、七尾に留学ではなく『留職』中!
御祓川大学でも臨時職員として、3名のメンバーが順番に
「事業者みんなで学ぶ場」づくりに取り組んでいます!
社員育成がうまくいかない…商品開発に悩んでいる…
そんな能登の経営者のみなさんと一緒に
実践的に仕事の理論を学ぼう!という連続講座です。
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第1回講師は人事担当の宮道宏太さんでした。
人事部をより頼られる存在にするという目標のもと、日々の業務に取り組んでらっしゃいます。
そこで、今回のテーマは。。。ズバリ、
「人」!!
周囲のパワーを引き出すには・・・?
後継者の育成ってどうしたら・・・?
そんな悩みを解決へ導く、「コーチング」の技術を学びました。
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今回の講座、受講者の方との対話がたくさんありました。
ワークシートも数枚用意されていて、
受講者の方の考え方を伺いながら、それに応えるような
講義の形式です。
なるほど。大切なのは
「聞くこと」
なんですね~
もっと言うと、
「相手が持っている力を引き出す」
ことが必要とのこと。
それが、今回学んだコーチング。
どんなときに必要なんでしょうか?
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それは人にやる気を出してもらう時!
人はやる気と技術・知識の相関関係から、四つの段階に分けられます。
①技術・知識は未熟だけれど、意欲満点 【熱心な新人】
②技術・知識は未熟、成長が鈍化し意欲も低い 【迷える中堅】
③技術・知識は高いが、マンネリにより意欲はない 【むら気なベテラン】
④技術・知識も意欲も高い 【優秀な後継者】
最終的に、部下を④の優秀な後継者まで育てることが目標です。
②、③の、意欲を高めたい相手に適切なコーチングをすることが求められます。
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具体的にどうすればいいのか・・・
3つのスキルがあるそうです。
①傾聴のスキル
相手の気持ちや立場を考えて、相手の立場に立って理解すること。
心構え、表情、態度に気を配り、相手のことを理解しようと努めます。
これによって相手との信頼関係を築くことができます。
②質問のスキル
答えは相手の中にしかないのです。その人が自分で気づけるよう導く、
質問の仕方を工夫しましょう。
③承認のスキル
やっぱり認めてもらうと嬉しいですよね。
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コーチング3つのスキルを意識して
自分の対応を変えてみることで、
社員の態度も変わってくるかもしれません。
そしたらこちらも、また変われますよね。
こうして社内組織が円滑に動くようになるといいなあ・・・
そのための第一歩を学んだ講座でした。
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