【あらゆるまちづくりは「想い」から始まる。】
『市民による「まちづくり」の哲学』シリーズの第3弾。
まちのために、まちの人のために活動する人たちがあらゆる地域には存在する。
その人たちの活動に共通すること、それは「想い」から始まるということ。
「何」をするのか、それ以上に大切なのは「なぜ」するのか、である。
きっとそれは私たちの活動を見つめ直す、そんな機会となるだろう。
どういった経緯で今の活動にたどりついたのか、
まちづくりの在り方、このまちがこうなってほしい、このまちの未来は。
そんな様々な側面でゲストの活動を深掘りしていく。
講師
第1回:11月10日(金)| 任田和真(株式会社能登風土)
第2回:12月8日(金)| 大野長一郎(株式会社ノトハハソ
第3回:1月12日(金) | 政浦義輝(一般社団法人きたまえJAPAN)
第4回:2月9日(金) | 安部千尋(株式会社SMO南小国)
第5回:3月8日(金)| 佐藤尚美(一般社団法人ウィーアーワン北上)
講師紹介
第1回:任田和真(株式会社能登風土)
石川県小松市出身。2018年、結婚を機に東京都から七尾市に移住。七尾市地域おこし協力隊として高階地区にて”移住定住促進活動”を展開。廃校舎(旧高階小)を活用した「逃走中」「ドライブインシアター」などの企画や、地域のルールやしきたりを明文化した「集落の教科書」を編集長として発行し、3年間で17組31名の移住者を地区内に受入れ、令和元年度第10回地域再生大賞の“優秀賞”を受賞した。現在は能登千里浜レストハウスの経営を担う株式会社能登風土のマネージャーを務める傍ら、2023年に合同会社Tohda management を設立し、石川県内を中心にまちづくり活動を展開中
第2回: 大野長一郎(株式会社ノトハハソ)
石川県珠洲市生まれ。1999年に家業である炭やきを始める。2003年、父の他界をきっかけに旧大野製炭工場の代表に就任。2004年から茶道用木炭の産地化・ブランド化に向けてクヌギの植林を開始。植林イベントを継続的に開催。金沢大学能登里山マイスター養成プログラムを受講し、炭やきの二酸化炭素排出量削減に関して研究。2012年より、岐阜大学の伊藤浩二助教授とクヌギ植林による植物種の変化について調査・研究を行っている。2021年9月に法人化し株式会社ノトハハソの代表に就任。茶道用木炭のほか、BBQなどのレジャー用や火鉢・囲炉裏用木炭の製造・販売を行っている。
第3回:1月12日(金) 政浦義輝(一般社団法人きたまえJAPAN)
金沢工業大学土木工学科で都市計画や土木技術について学び、卒業後は北川ヒューテック株式会社へ入社し、全国の高速道路建設等に携わる一方でそれぞれの地域の特性を活かしたまちづくりなどに興味を抱く。帰郷後は、自社の特性とまちづくりの観点を活かしながら地域益を考えた仕事づくりまちづくりに邁進。七尾青年会議所理事長の時には、次世代のためのまちづくりをテーマに、ピンチをチャンスに変える発想で地域社会の基盤づくりに貢献。現在、地域活性化へ向けての活動創出に邁進。一般社団法人きたまえJAPANの代表理事として産学融合を推進し、新興アジア諸国インターンシップなども主管する。
第4回:安部千尋(株式会社SMO南小国)
東京都出身。早稲田大学卒業後、NPO法人ETIC.にて社会起業家支援プログラムに関わったのち、東京都港区入庁。人事課、区民課を経て、東北の地方創生業務に取り組む(一社)RCFに参画し、東北での起業支援、コミュニティ支援事務局、NPOや社会事業の政策提言サポートを行う新公益連盟事務局を担当。
2019年から家族で南小国町へ転入し、『上質な里山の維持継承』を掲げる株式会社SMO南小国にて、起業や新規事業創出を担う未来づくり事業に参画。『新しい人と産業の流れをつくる』ための起業・就業マッチングプログラムや、起業型地域おこし協力隊マネジメント、短時間ワークシェアリングサービスの導入などに携わる。
第5回:佐藤尚美(一般社団法人ウィーアーワン北上)
東日本大震災までは、パート主婦で子育てを中心に暮らしておりNPO等の活動とは無縁で生きていましたが、震災を機に、復興まちづくりに関わることに。主に、復興事業における市民の合意形成支援や公共空間活用事業を行いながら、現在は、被災した集落跡地の環境再生「平地の杜づくり」を軸に、オープンなコミュニティによる共治のまちづくりが、地域の文化、新しい日常となるまちづくりを目指し活動。その他、石巻市市民公益活動連絡会議 共同代表を兼務。
参加費
一般:¥3,000
ゼミ生:¥0
ゼミ生は月額¥3,000で御祓川大学の講座をいくらでも受けられます。
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