まちづくりは話し合いの連続だ。
こんなまちをつくりたい!言うのは簡単だけど、実現する
まちづくりは、一人でやるものではなく、人々
ところが、会合に人が集まらない、一部の人にばかり仕事
な
そんな迷走す
ファシリテーター道場中級編は
まちづくりのワークショップだけでなく、会社の会議でも
ファシリテーターの哲学とスキ
講師は、御祓川大学学長の森山奈美が務めます。
第1回「アイスブレイクのプログラム」
5月30日に行われた第1回「アイスブレイクのプログラム」の様子をお伝えしたいと思います。
今回は、緊張を解きほぐし会議での意見を言いやすくする導入
役所職員の方、学芸員の方、小学校教員の方など
多様な受講者の皆さんにお集まりいただき講座が始まりました。
何やら2人組で向かい合って、互いを見つめていますね。何が始まるのでしょうか?
プロッキーで互いの似顔絵を描きだし、相手のプロフィールを取材していくようです。
1対1で和やかな雰囲気の中、作業が進んでいきます。
似顔絵とプロフィールが完成したら、他己紹介。
ペアの相手を取材した内容をもとに紹介していきます。
絵や紹介する内容に個性が出ていて面白い!学長の似顔絵もそっくりですね~。
もう、お気付きの方も多いのではないでしょうか
この一連の作業も「アイスブレイク」の手法の一つなんです!
初対面の人たちの前でいきなり自己紹介って結構緊張しますよね。
この手法では、まず似顔絵を描き、手を動かすことで緊張をほぐします。
その後、いきなり大人数ではなく1対1での会話をすることでハードルを下げ、
自己ではなく他己を紹介することですっきりまとめて話すことができるのです!
こうしていきなり実践から始まったこの講座。
実体験を踏まえて理論の説明を聞くと説得力がありますね。
カリキュラムの説明
すっかり緊張も解けたところでカリキュラムの説明を行いました。
単にファシリテートといってもその要素はたくさんあります。
本講座では、全10回をのカリキュラムを通して、ひとつひとつ丁寧に学ぶことができます。
しかし、このカリキュラムはあくまで仮です!
受講者の皆さんの希望、要望によって臨機応変に調整していくのが本講座の特徴でもあります。
ファシリテートには一つの正解があるわけではありません。
学びあい、気づきあいの場として、受講者の思いをもとに学びを深めていきます。
【ワークショップと参加の3要素】
続いて、ファシリテートの基礎となる参加の3要素について。
会議やワークショップにおいて
参加者の主体性を引き出すのは難しい!と思っている方も多いのではないでしょうか?
実は準備をしっかりしておくことが重要なんです。そこで出てくるのが参加の3要素です!
・参加の構成デザイン テーマに応じた利害関係者を見極め、参加の場を構築する
・参加のプロセスデザイン 実現に向けた目標を定め、全体のプロセスを描く
・参加のプログラムデザイン 主要なワークショップのプログラムを理解し、運営できる
この3要素がきちんとデザインされていなければ、会議やワークショップは上手く進みません。
ファシリテーターは話す技術だけではなく、こういったことを知っている必要があるのですね。
アイスブレイクの実践
一通り講座説明も終わったところで、今回のメインテーマ
多様な種類に存在する「アイスブレイクのプログラム」を学びます。
【みんなが知ってるアイスブレイク】
参加者の皆さんが知っているアイスブレイクをあげていきました。
・自己紹介リレー:4人組で隣、隣へと自己紹介をつないでいく。
・A4四つ折り自己紹介:名前、出身など4項目を紙に書いて発表。紙はその後ネームプレートとして使用する。
・嫌いなもの紹介:嫌いなものをひとつあげて、それについて話す。
・早並びゲーム:並び替えテーマを指定して順番に並び、チームでスピード競う
・バースデーリング:誕生月ごとに輪を作り、輪の中で自己紹介をする。
・人間知恵の輪:目をつむってに手をつないで輪を作り、それをほどいていく。
などなどたくさん出てきました!
【実践】
いろんな方法があると分かったところで、早速アイスブレイクの実践です。
ほめほめゲームや人間知恵の輪などを実際にやってみました!
どれもとても盛り上がり、いろんな場面で使ってみたくなりました。
まとめ
そもそも、なぜアイスブレイクをするのか?
アイスブレイクは、話し合いたいことをうまく進めるために行います。
つまり、ただ楽しければいいわけではなく、話しやすい環境を作るのが目的。
会議で「言いたいことがあったのに言えなかった」ということを防ぐために
その場に応じた適切なアイスブレイクを行うことが重要だということが分かりました。
以上、ファシリテーター道場中級編の第1回 講座レポートでした!
次回の講座は、6月6日(月)は、ホワイトボードミーティングについて学びます!
今話していることは何で、どこに向かっているのか。
参
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